静岡マラソン レポ4 最終回 (レース後)
★3/8 (木) ランオフ
★3/9 (金) ランオフ
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脚の筋肉痛はほぼ無くなりましたが、左脚の腸頸靭帯炎はまだ不安があるので、ランオフ。
…つづき
走り終え、ドリンクやみかん、フィニッシャータオルを貰いながら、とぼとぼと歩く。
ドリンクはすぐに飲み干し、みかんも、貰ったそばから食べてしまいました。
思っていた以上に、体が水分を欲していたようです。
この日は、朝のスタート前こそすこし肌寒かったものの、スタート後、午後に向けてどんどん気温が上がり、3月のレースとは思えない暑さになりました。
この暑さにやられた人は多かっただろうと思います。
ただ、個人的には、夏のような蒸し暑さではないので、寒くなるよりは走り易いと思っていました。
レース中も、暑いとは思いましたが、それでキツいという感覚はありませんでした。
静岡マラソンは給水ポイントが多いので、それに助けられた部分もあります。
元々私は、レース中にトイレに行くことを回避するために、レース前にはあまり水分を摂らず、レース中の給水でしっかり摂取することにしています。
今回はさらに、一箇所の給水ポイントで2杯飲んだり、いつも以上にレース中の水分補給を意識しました。
悔しい結果が印刷された完走証を貰い、レース前に預けた手荷物を受け取り、着替えて帰途に着きます。
レース後、ここまでの一連の流れは全くストレスが無く、やはり良い大会だなぁ、と。
帰り道、いつも通りに階段の上り下りは辛いのですが、左膝の外側に、いつもの筋肉疲労とは違う痛みが。
ここで、レース中に感じた左脚に力が入らない感覚が、腸脛靭帯炎によるものだと気付きました。
『これが無ければ』というのが、率直な思いではありますが、突発的な故障ではなく、そこに至るまでに何かしらの問題があるワケで、そういう『問題の芽』を事前に摘み切れなかったことが敗因だと思います。
これは別記事で、もう少し掘り下げたいと思います。
兎にも角にも、今シーズンもサブスリーは成りませんでした。
昨年12月の防府読売マラソンから、今回の静岡マラソンまでの取り組みと結果をしっかり振り返り、また取り組み方を考えて行きたいと思います。
では、また。
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静岡マラソン レポ3 (フィニッシュまで)
★3/7(水)ランオフ
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ぼちぼち、ゆっくりなら走れそうな状態にまで回復してきました。
いつもより、回復が少し早い気がします。
練習再開は、もう少し様子を見てからですが。
…つづき
中間点の通過タイム1時間29分06秒。
サブスリーに対して、54秒の貯金。
それまで、キロ4分15秒に対しての貯金を計算していたのですが、実際にフルマラソンを3時間ちょうどで走るペースは、4分15秒95なので、計算していた以上の貯金があると気付きました。
『今日はダメかもしれない』と思い始めていましたが、この予想以上の貯金に気付いたことで、気持ちを持ち直せました。
25kmの通過は1時間45分38秒(ネットタイム/以下同じ)。
この間の5kmは21分08秒。
25kmを通過し、10kmほど続く駿河湾沿いの道路に出ます。
この海沿いの10kmが、静岡マラソンの一番の勝負所(と、私は思っています)。
小刻みに緩やかなアップダウンがあることに加え、風の影響を強く受けます。
今回は感覚的に、向かい風の区間が長かったと思います。
前回、この海岸線の10kmで、『ペースを上げる意識でなければ、ペースが落ちる』ということを学習しており、向かい風ながら、攻めの走りに徹しました。
向かい風に身を投げて行くような、前のめり気味の前傾。
攻めの意識で、次々に前にいる人を交わしていきます。
30kmの通過は2時間06分58秒。
この間の5kmは21分20秒。
少し落ちましたが、向かい風であることを考えれば、まずまず。
残り12.195km。
今の状態なら、少しペースは落ちるかもしれないけれど、どうにかサブスリーに滑り込めそう。
ネットタイムで2時間59分08秒!っというフィニッシュタイムまで妄想。
そんな妙な高揚のまま2kmほど進んだところで、異常が発生します。
左脚の感覚がおかしい。
接地して地面を押す局面で、力が入らない。
空振りする感じ。
これまでも、フルマラソンのレース中に局所的な脚の痛みを感じることはあって、そういう痛みはだいたい少し我慢していれば消えていたので、今回も同じようなものだろうと思い、そのまま走り続けます。
脚を引きずるというほどではないのですが、かなりバランスが悪い。
それでもサブスリーペースはキープ。
33km過ぎ、残り9kmになったところで、いつもの帰宅ランになぞらえてカウントダウンを始める。
ここまで来たら、サブスリーをモノにしたい!
35kmの通過は2時間28分14秒。
この間の5kmは21分16秒。
後からラップタイムを見て、この区間でまた持ち直していることに驚きました。
しかし、ここまででした。
海岸線を走り終え、35km手前の何でもない下り坂。
脚に異常を抱えた状態ではキツかった。
完全にバランスを崩し、一気に前への推進力を失う。
懸命に腕を振りましたが、ペースは上がらず。
36kmまでの1kmが4分38秒。
残りの距離と、この状態を考えると、サブスリーは絶望的。
それでも、ここまで走ってきて、最後をグダグダで終えるのは嫌だ。
とにかく、今できる走りを懸命に。
ラップタイムは4分39秒、40秒と落ちて行き、上り坂の区間でついに5分に。
40kmの通過は2時間52分25秒。
この間の5kmは24分11秒。
ガクッと落ちましたが、自分の感覚としては、よくこの程度で抑えられた、と。
もっと遅いと思っていました。
フィニッシュタイムがどのぐらいになるか、疲れ切った頭で計算。
頑張れば、3時間03分前後か。
それなら、昨年のタイムは上回りたい。
最後の2.195km。
力を振り絞る。
残り400mぐらいのところで、フィニッシュ地点のタイマーが見えました。
グロスタイムで3時間03分台は確実。
あとは、ネットタイムで2分台に入れるかどうか。
もう、脚に力が入らないなんて関係ない。
ただ、ゴールゲートだけを見てダッシュ。
昨年は、ガッツポーズを繰り返す歓喜のゴールでしたが、今回は俯いての悔しいゴール。
フィニッシュタイム 3時間02分53秒。
今シーズン最後のレースを終えました。
…つづく(?)
次回からは反省、分析を。
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静岡マラソン レポ2 (中間点まで)
★3/6(火)ランオフ
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筋肉痛は、かなりマシになりましたが、まだ走れる状態ではなくランオフ。
いつもと比べると、腿の前よりも裏の方がダメージが大きい感じ。
さて、前回のつづき…
号砲が鳴ってから、スタートラインを通過するまでの所要時間は、昨年と全く同じ36秒。
スタート後はそれなりに混雑するものの、12月に走った防府マラソンよりは、かなりスムーズに走れます。
4分30秒以内(ネットタイム)で行きたいと思っていた最初の1kmは、4分25秒。
幸先の良いスタートが切れました。
次の1kmは4分17秒、その次は4分10秒と、サブスリーペースに載せることに成功。
5km通過は21分13秒(ネットタイム、以下同じ)。
貯金2秒で最初の5kmを乗り切れました。
これは大きい。
以降、10kmまで、キロ4分10秒前後で刻み、10kmを42分10秒で通過。
この間の5kmは20分57秒。
思惑通りのペースで、心拍数も165拍前後(数値としては余裕があるはず)なのですが、体感としては少しキツく、想定外の感覚に動揺していました。
その辺りでは既に、防府マラソンでも感じた右脚付け根の痺れを感じ始めていたのですが、こうなる事は事前に想定出来ていたので、そこは気にせずに進みました。
15km通過は1時間03分27秒。
この間の5kmは21分17秒。
思うようにペースが上がらない。
動揺から、混乱に陥りつつありましたが、一旦気持ちをリセット。
キロ4分15秒への拘りは意識から外して、まずはしっかり力を出し切る、走り切るためのペースを意識しよう。
少し気持ちが楽になりました。
20km通過は1時間24分30秒。
この間の5kmは21分03秒。
持ち直した感じではありますが、やはり想定していた以上にキツく、とにかく最後まで保たせてくれ、っと祈るような気持ちで走っていました。
中間点の通過は1時間29分06秒。
サブスリーに対しては、1分近い貯金はあるものの、今の状態だと微妙…。
そして勝負所、約10km続く駿河湾沿いに向かっていきます。
つづく。
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静岡マラソン レポ1 (スタートまで)
★3/5(月)ランオフ
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静岡マラソンから一夜明けた昨日。
いつも通り、脚のあちこちが筋肉痛。
特にレースの中に力が入らなくなった左脚は、膝の外側に軽い痛み。
腸頸靭帯炎の症状。
幸い、程度は軽いので、ランオフとストレッチ、あと、風呂でしっかり温めれば大丈夫そう(たぶん)。
さて、静岡マラソン。
自身の備忘録も兼ねて、前日から振り返りたいと思います。
3/3(土)。
ホテルのチェックインが16時なので、14時頃に静岡駅に到着。
前回と同じく、ドーナツショップでカーボローディング。
ホテルで荷物を預けて、参加賞引き換えへ。
翌日のために準備されているスタートタワーを見て、気持ちが盛り上がります。
今回宿泊したホテルは静岡パークホテル。
前回同様、直前のキャンセル狙いでどうにか抑えました。
静岡駅から徒歩3分ほど。
楽天トラベルのレビューでは、アレコレ書かれていましたが、全く問題なし。
参加賞引き換えに行くついでに、スタート会場である駿府城公園に立ち寄り、ホテルから徒歩15分ほどかかる事を確認。
当日は6時40分には出発することに決めました。
夕食はコンビニで調達。
炒飯と焼きそばのセットと、焼き鳥1本にマカロニサラダ。
腿(前後)の張りが少し気になっていたので、バスタブにお湯を溜めて、のぼせない程度に体を温めました。
21時半には就寝。
驚くほどあっさりと入眠。
夜中何度か目が覚めたものの、予定通り、5時15分起床。
シャワーで体を目覚めさせ、着替えて、朝食。
朝食はコンビニで調達した、おにぎりセット。
準備を終え、予定通り、6時40分にホテルを出発。
7時前には駿府城公園に到着。
静岡駅からの案内がしっかりしているので、初めての人でも迷うことはないと思います。
7時45分が手荷物預かりの締め切りなので、それに合わせてウォーミングアップに入ります。
手荷物預けトラックの近くに陣取り、5分ほど軽くジョギングし、ストレッチ。
レース用のシューズ(初代アディゼロジャパン)に履き替え、ウインドブレーカーを脱ぎ、荷物を手荷物預け袋へ。
この時点では、ランシャツ・ランパンではまだ少し肌寒く、フルマラソンを走るには丁度良い気候に思えました。
前回、無理やりバッグごと詰め込もうとして、少し破れてしまった手荷物預け袋。
今回は細心の注意を払い(大げさ!)、それでもやっぱりパツンパツンでしたが、どうにかバッグごと袋に収容完了。
身に付けているもの以外は全て預けました。
(手荷物預け袋の容量は大きいですが、事前に全て入るかどうかの確認は必要です)
7時40分頃に手荷物袋を預け、軽く走りながらスタートブロックに移動。
前回同様のAブロック。
この時間ながら、比較的前方に入れました。
(今回も前回同様、スターラインまで36秒)
7時50分ごろ(?)列が進み始め、スタートラインへ移動。
スタート地点付近に見える温度計は、11℃と表示されていたと思います。
前回は、同じ温度計で8℃だったので、やはり前回より少し気温は髙い。
8時15分ぐらいまでスタートセレモニーが行われ、8時20分に号砲。
サブスリーを目指す勝負のスタートが切られました。
つづく。
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静岡マラソン 一夜明けて
★3/2(金)〜3(土)ランオフ
★3/4(日)静岡マラソン 3時間02分53秒(グロス:3時間03分29秒)
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静岡マラソン。完走証から抜粋
ラップタイムは、21'13 - 20'57 - 21'17 - 21'03 - 21'08 - 21'20 -21'16 - 24'11 - 10'28
ネットタイムでの中間点通過は、1時間29分06秒。
30km通過時で、余裕はあまりなかったものの、どうにかペースは維持出来そうだという感覚があって、サブスリーを手中にしたと思ったのですが…。
32km辺りから、左脚全体に力が入らなくなり、状況が急転。
35kmまではどうにかペースを維持するも、そこから一気に崩れ、36kmまでの1kmは4分38秒。
そのまま立て直せず、悔しいフィニッシュになりました。
サブスリー失敗の要因、反省点など、諸々思いつくところはあるので、それは明日以降、まとめていこうと思います。
あー、悔しい!!
では、また。
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ジョグの位置付け
★3/1(木)帰宅ラン9.3km 46分11秒(4分58秒/km)
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静岡マラソン前の最後の練習。
少し疲れが残っているのを実感していたので、とにかくゆっくり、体をほぐすようなジョグを意識。
体感的なスピードだけではなく、呼吸にも注意を払って、息が上がりそうになったらペースを落とす感じ。
心拍数も、それほど上げずに行けました。
久々にキロ5分を少し切る程度のペースで走って、思ったのは、やっぱり物足りない…。
でも、全力疾走ばかりで、現状カツカツの自分の練習には、遅いペース(弱い強度)の練習を入れて、強弱を作ることで、奥行きが出るということはあるのかもしれない。
奥行き、とか言ってみましたが、単なるフィーリング…。
私が考える、ゆっくり走ることの効能
1.疲労物質を発生させずに、血行を良くすることで得られる疲労抜き、体ほぐし効果。
2.カロリー消費。強度の高い練習は続けて何日も出来ないので、繋ぎとしてランオフではなくジョグにすることで、トータルの消費カロリーを上げられる。
3.フォームの確認。速く走る時はスムーズに流れていたものが、ゆっくりになった途端窮屈になったりする。これでは、フルマラソンに対応出来ない気がする。
自分にとって普遍の、どんなペースにおいても意識すべきポイントが炙り出される。
あくまでフィーリングですが…。
こんなところでしょうか。
今後、さらにステップアップしようと思えば、全力走一辺倒では難しいでしょうし、多様なペースでの練習を考える必要はありそうです。
まぁ、まずは目先の静岡マラソンに向けて、残り2日、ランオフでコンディションを整えます。
では、また。
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2月の練習(平均ペースは過去最速)
★2/28(水) 帰宅ラン9.3km 42分43秒(4分35秒/km)
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日曜日のレースに向けて、調整のための軽いジョグ…
っというつもりで走り出しましたが、体がリズムを覚えているのか、自然にキロ4分30秒前後のペースに落ち着いてしまい。
このペースは私にとって、ジョグでもなければ、Eペースと言うにも少し速いペース。
ここまででやってきたスピード重視の流れを引きずって、ちょっと抑えが効いていませんね…。
今日がレース前最後の練習。
ちょっと張りが気になる部分もあるので、体をほぐすような、優しいジョグをしたいと思いますw
☆ ☆ ☆ ☆
さて、2月が終わりました。
仕事量の増加で、なかなか思うように時間がとれず、限られた時間内で最大限の効果を出すために、とにかく一回の練習の質を上げる事を意識しました。
結果…
●月間走行距離 160km
●平均ペース 4分21秒/km
走行距離は昨年比で40kmほど少ないのですが、平均ペースは14秒/km速くなっています。
ほとんどの練習がサブスリーペースより速く、ジョグを全くしなかったという事で、ほぼポイント練習しかしなかった1ヶ月でした。
この練習方法が、今週末のレースでどんな結果を導き出すか。
楽しみにしつつ、まずは体をほぐして、万全な状態で臨めるようにします。
では、また。
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週末に向けての調整
★2/27(火)ランオフ
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静岡マラソンに向けての最後の1週間。
当初予定では、月、火曜と軽く走って、水曜ランオフ、木曜ジョグ、金、土曜ランオフで行こうと考えていました。
しかし、月曜の帰宅ラン。
昨日も書きましたが、心肺に軽く刺激を入れるつもりで走ったら、思いのほか走れちゃって。
走り終えて、脹脛が少し張っているのが気になっていました。
翌日、火曜日の朝。
気になっていた脹脛の張りは、かなりマシにはなっていたのですが、なんとなく走らない方が良さそうだと思い、帰宅ランを回避しました。
早速予定が狂ったワケですが、元々、あまり調整とかテーパリングなんかにこだわりは無く、心掛けているのは『余計なことをしない』ということのみ。
昨年12月の防府マラソン前は、アキレス腱痛で一時は走れるかどうかも分からない状況だったため、問題なく走れることを確認するために、直前1週間に2回もサブスリーペース走をしました。
それが本番でサブスリーを逃した事に影響したかどうかは、明確には分かりませんが、今回は練習強度を落として、当日、脚が軽いと思える状態を作れるようにします。
水、木曜に軽く走って、金、土曜ランオフが、今のところの予定。
直前2日間ランオフというのが、私の唯一のこだわり、かな。
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マラソンペースに対する余裕度 2
★2/25 ランオフ
★2/26 帰宅ラン9.3km 40分22秒(4分20秒/km)
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土曜日に全力走をしたので、日曜日はランオフ。
週明け月曜日。
心肺への最後の刺激として、フルマラソンを走る時よりは少しキツめの感覚で、帰宅ラン。
80〜85%の感覚。
自然にサブスリーペース辺りまで上がり、息は上がりながらも余裕を残して40分22秒。
昨年のこの時期のベストタイムが40分00秒だったことを考えれば、上出来過ぎる…。
あとは、調子を落とさないように仕上げるのみです。
☆ ☆ ☆ ☆
しかも、持ちタイムでは格上の海外勢に果敢に挑んでの2位。
タイムでも、勝負でも結果を出しました。
設楽選手が更新する前の日本記録は、高岡選手が2002年のシカゴマラソンで出したもので、当時学生陸上にどっぷり浸かっていた私は、録画VTRでの観戦ながら、あわや世界記録という走りに大興奮したのを思い出します。
それだけに、いかに若手が力をつけているといえども、まだ高岡さんの記録には届かないんじゃないかと思っていました。
しかし、そんな予想をはるかに上回る快走。
本当に凄いレースでしたね。
(逆に、16年前にこのレベルの走りをしていた高岡さんは、やはり別格でしたね…)
さて、その東京マラソンを見て、改めて考えたこと。
前回の記事でも書きましたが、やはりマラソンは前半いかに余裕を走れるかが成否を分けるということ。
まあ、それは当たり前なのですが、そこに対するアプローチにすごく興味を持っています。
設楽選手や、昨年12月の福岡国際マラソンで2時間7分台の記録を出した大迫選手は、報道を見る限り、従来の「走り込み」中心のマラソン練習ではなく、スピードを重視した取り組みで結果を出しているようです。
特に設楽選手は、東京マラソンの2週間前まで、駅伝・ハーフなど怒涛の連戦で、しかも全て日本人には負けなし。
そのスピードを持って、マラソンを走りました。
福岡国際マラソンの大迫選手、今回の設楽選手を見て感じたのは、ともにマラソンペースに対して余裕を持った動きで走っていたこと。
走り込んでスタミナをつけて、より限界に近いスピードを長時間維持する、という日本的な走り込みの発想ではなく、スピードを重視して、レースペースに対する余裕度を上げる。
フルマラソンでも、ゆっくり走れば失速はしない訳なので、レースペースをいかに「ゆっくり」に感じられるか。
私は時間の制約で走り込みが出来ない分、帰宅ランでスピードを上げて走っているのですが、結果的にスピードからのアプローチになっています。
昨年12月の防府読売マラソンでは、一度に走った最長距離が16kmで、多少距離への不安がありましたが、レースペースのキロ4分15秒に対して前半はかなり余裕があり、それが後半大崩れせずに、(サブスリーは逃したものの)自己ベストを出すことに繋がりました。
(ペースは落ちていましたが、順位はかなり上げており、よく粘れたという自己評価です)
ロング走をやっていない不安が無い訳ではないですが、自分なりに考えてやってきたこのアプローチが、今週の静岡マラソンでどう出るかは楽しみにしています。
では、また。
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