防府マラソン レポ6 〜前へ前へ〜
…つづき
どフラットな防府のコース。
その中に数カ所だけ、ちょっとしたアップダウンがあります。
っと言ってもせいぜい高低差10mほどで、1年前に走ったはが路ふれあいマラソンの比ではないのですが…。
その最初のアップダウンが20km通過後すぐぐらいの三田尻大橋。
それまで、右脚に異常は感じつつも、走りには余裕があったのですが、このアップダウンを超えた後、急激に疲れを感じ始めます。
中間点は1時間29分40秒ほどで通過(ネットタイム 以下同)。
まだサブスリーは充分可能なタイムですが、脚に余裕がなくなってきた…。
4分15秒からこぼれるラップタイムも出始めて、キロ4分15秒前後で精一杯に。
25kmの通過は、1時間46分13秒。
20〜25km間は21分16秒。
そして、キロ4分15秒ペースの維持も困難な状態。
精神的にもキツくなってきました。
25km通過後、対向車線を走る上位選手とすれ違い始めました。
トップは川内選手。
やはり強い。
しばらく向こう側の選手を見ていると、今回のレースで福岡国際の参加資格記録を狙っている職場の先輩とすれ違いました。
向こうは気づいていなかったし、こちらも声をかけられる余裕が無かったので、ただ見ていただけですが、このまま弱気になって無様な走りは出来ないと奮い立ちました。
『とりあえず完走だけでも…』なんて、守りに入るな!
サブスリーは難しくても、まだ自己ベストは充分可能。
最後の5kmを切ってから、と温存していたギアをここで使う。
ペースは少しずつ落ちているものの、キロ4分20秒以内をキープ。
前を走る人を捉えては抜き去り、前へ、前へ。
30kmの通過は2時07分43秒。
25〜30km間は21分30秒。
サブスリーに対しては、13秒の借金。
しかし、もう借金返済の余裕は無い。
それでも、自己ベストに対してはかなりの貯金がある。
自己ベストを出した静岡マラソンの時は、後半の方がペースが速くて、最後の7.195kmが最速ペースでした。
過去の自分に追われる展開。
小刻みなアップダウンの中で、とうとうラップタイムは4分20秒超え。
それでもひたすら前へ、前へ。
気持ちは切らさない。
35kmの通過は2時間29分42秒。
30〜35km間は21分59秒。
ペースは落ちていますが、ほとんど抜かれる事はなく、どんどん前を追っていけたこともプラスになりました。
30〜35kmまでの5kmで、70人ほど抜いていました。
そして最後の7.195kmへ。
つづく
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