静岡マラソン レポ3 (フィニッシュまで)
★3/7(水)ランオフ
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ぼちぼち、ゆっくりなら走れそうな状態にまで回復してきました。
いつもより、回復が少し早い気がします。
練習再開は、もう少し様子を見てからですが。
…つづき
中間点の通過タイム1時間29分06秒。
サブスリーに対して、54秒の貯金。
それまで、キロ4分15秒に対しての貯金を計算していたのですが、実際にフルマラソンを3時間ちょうどで走るペースは、4分15秒95なので、計算していた以上の貯金があると気付きました。
『今日はダメかもしれない』と思い始めていましたが、この予想以上の貯金に気付いたことで、気持ちを持ち直せました。
25kmの通過は1時間45分38秒(ネットタイム/以下同じ)。
この間の5kmは21分08秒。
25kmを通過し、10kmほど続く駿河湾沿いの道路に出ます。
この海沿いの10kmが、静岡マラソンの一番の勝負所(と、私は思っています)。
小刻みに緩やかなアップダウンがあることに加え、風の影響を強く受けます。
今回は感覚的に、向かい風の区間が長かったと思います。
前回、この海岸線の10kmで、『ペースを上げる意識でなければ、ペースが落ちる』ということを学習しており、向かい風ながら、攻めの走りに徹しました。
向かい風に身を投げて行くような、前のめり気味の前傾。
攻めの意識で、次々に前にいる人を交わしていきます。
30kmの通過は2時間06分58秒。
この間の5kmは21分20秒。
少し落ちましたが、向かい風であることを考えれば、まずまず。
残り12.195km。
今の状態なら、少しペースは落ちるかもしれないけれど、どうにかサブスリーに滑り込めそう。
ネットタイムで2時間59分08秒!っというフィニッシュタイムまで妄想。
そんな妙な高揚のまま2kmほど進んだところで、異常が発生します。
左脚の感覚がおかしい。
接地して地面を押す局面で、力が入らない。
空振りする感じ。
これまでも、フルマラソンのレース中に局所的な脚の痛みを感じることはあって、そういう痛みはだいたい少し我慢していれば消えていたので、今回も同じようなものだろうと思い、そのまま走り続けます。
脚を引きずるというほどではないのですが、かなりバランスが悪い。
それでもサブスリーペースはキープ。
33km過ぎ、残り9kmになったところで、いつもの帰宅ランになぞらえてカウントダウンを始める。
ここまで来たら、サブスリーをモノにしたい!
35kmの通過は2時間28分14秒。
この間の5kmは21分16秒。
後からラップタイムを見て、この区間でまた持ち直していることに驚きました。
しかし、ここまででした。
海岸線を走り終え、35km手前の何でもない下り坂。
脚に異常を抱えた状態ではキツかった。
完全にバランスを崩し、一気に前への推進力を失う。
懸命に腕を振りましたが、ペースは上がらず。
36kmまでの1kmが4分38秒。
残りの距離と、この状態を考えると、サブスリーは絶望的。
それでも、ここまで走ってきて、最後をグダグダで終えるのは嫌だ。
とにかく、今できる走りを懸命に。
ラップタイムは4分39秒、40秒と落ちて行き、上り坂の区間でついに5分に。
40kmの通過は2時間52分25秒。
この間の5kmは24分11秒。
ガクッと落ちましたが、自分の感覚としては、よくこの程度で抑えられた、と。
もっと遅いと思っていました。
フィニッシュタイムがどのぐらいになるか、疲れ切った頭で計算。
頑張れば、3時間03分前後か。
それなら、昨年のタイムは上回りたい。
最後の2.195km。
力を振り絞る。
残り400mぐらいのところで、フィニッシュ地点のタイマーが見えました。
グロスタイムで3時間03分台は確実。
あとは、ネットタイムで2分台に入れるかどうか。
もう、脚に力が入らないなんて関係ない。
ただ、ゴールゲートだけを見てダッシュ。
昨年は、ガッツポーズを繰り返す歓喜のゴールでしたが、今回は俯いての悔しいゴール。
フィニッシュタイム 3時間02分53秒。
今シーズン最後のレースを終えました。
…つづく(?)
次回からは反省、分析を。
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