マラソンペースに対する余裕度 2
★2/25 ランオフ
★2/26 帰宅ラン9.3km 40分22秒(4分20秒/km)
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土曜日に全力走をしたので、日曜日はランオフ。
週明け月曜日。
心肺への最後の刺激として、フルマラソンを走る時よりは少しキツめの感覚で、帰宅ラン。
80〜85%の感覚。
自然にサブスリーペース辺りまで上がり、息は上がりながらも余裕を残して40分22秒。
昨年のこの時期のベストタイムが40分00秒だったことを考えれば、上出来過ぎる…。
あとは、調子を落とさないように仕上げるのみです。
☆ ☆ ☆ ☆
しかも、持ちタイムでは格上の海外勢に果敢に挑んでの2位。
タイムでも、勝負でも結果を出しました。
設楽選手が更新する前の日本記録は、高岡選手が2002年のシカゴマラソンで出したもので、当時学生陸上にどっぷり浸かっていた私は、録画VTRでの観戦ながら、あわや世界記録という走りに大興奮したのを思い出します。
それだけに、いかに若手が力をつけているといえども、まだ高岡さんの記録には届かないんじゃないかと思っていました。
しかし、そんな予想をはるかに上回る快走。
本当に凄いレースでしたね。
(逆に、16年前にこのレベルの走りをしていた高岡さんは、やはり別格でしたね…)
さて、その東京マラソンを見て、改めて考えたこと。
前回の記事でも書きましたが、やはりマラソンは前半いかに余裕を走れるかが成否を分けるということ。
まあ、それは当たり前なのですが、そこに対するアプローチにすごく興味を持っています。
設楽選手や、昨年12月の福岡国際マラソンで2時間7分台の記録を出した大迫選手は、報道を見る限り、従来の「走り込み」中心のマラソン練習ではなく、スピードを重視した取り組みで結果を出しているようです。
特に設楽選手は、東京マラソンの2週間前まで、駅伝・ハーフなど怒涛の連戦で、しかも全て日本人には負けなし。
そのスピードを持って、マラソンを走りました。
福岡国際マラソンの大迫選手、今回の設楽選手を見て感じたのは、ともにマラソンペースに対して余裕を持った動きで走っていたこと。
走り込んでスタミナをつけて、より限界に近いスピードを長時間維持する、という日本的な走り込みの発想ではなく、スピードを重視して、レースペースに対する余裕度を上げる。
フルマラソンでも、ゆっくり走れば失速はしない訳なので、レースペースをいかに「ゆっくり」に感じられるか。
私は時間の制約で走り込みが出来ない分、帰宅ランでスピードを上げて走っているのですが、結果的にスピードからのアプローチになっています。
昨年12月の防府読売マラソンでは、一度に走った最長距離が16kmで、多少距離への不安がありましたが、レースペースのキロ4分15秒に対して前半はかなり余裕があり、それが後半大崩れせずに、(サブスリーは逃したものの)自己ベストを出すことに繋がりました。
(ペースは落ちていましたが、順位はかなり上げており、よく粘れたという自己評価です)
ロング走をやっていない不安が無い訳ではないですが、自分なりに考えてやってきたこのアプローチが、今週の静岡マラソンでどう出るかは楽しみにしています。
では、また。
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